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ゴーキ美術研究所:ゴーキ・メソッド

ゴーキ・メソッドは画家遠藤剛熈が長い歳月に亘って、人間を含む自然の存在と生命に直接に接触して、凝視し探求した結果編み出した絵画の六通りの技術と表現方法です。それを以って、これから絵画を正しく学び始めようとする人達の制作のために役立ちたいという希望や願望から、制作の実地に即して、平易に、具体的かつ論理的に、わかり易く、全体像から部分にいたるまで綿密に作成された、伝統的かつ現代的な絵画の教育方法です。

     

  1. 鉛筆、墨、インク、水性絵具、油性絵具等の線で描く黒と白の絵画。

  2. 1の絵の線を生かし、その上に油性絵具、水性絵具等で彩色した絵。

  3. 油彩画。薄描き。透明技法。

  4. 油彩画。中厚描き。厚描き。重層技法。

  5. 水彩画。日本画。薄描き。透明技法。中厚描き。重層技法。

  6. 混合画。(ミクスドメディア) 水彩絵具等水性のもので描いた上に、油彩したもの。

  7.  

    ゴーキ・メソッドによる六つの絵画の技法は、全て自然の物事の謙虚かつ真摯な研究と忍耐強い努力から得られるものであり、特種な技術や様式化ではなく、新奇をてらうものではありません。要するに大切なのは、各自の眼が自然の物事を見た時の感動や感覚です。個性的情熱です。その感動や感覚や情熱を表現するための、客観的で論理性がある絵画の教育方法がゴーキ・メソッドです。