京都を描く。
京都を描く
古来からの精神伝統が現在も生き続けている、世界でも稀有な歴史的古典的風土を描く。
京都の四季を描く。
水明山紫。豊かで冴えた透明な色彩感覚。峻厳と優美。簡潔と洗練の美。
もののあわれ―――無常(かなしさ)と慈愛(やさしさ)の心―――を感じ取る。
遠藤剛熈 早春の寺の裏山 南禅寺
遠藤剛熈 鐘楼の丘より 南禅寺
遠藤剛熈 秋の永観堂
遠藤剛熈 初夏の植物園
遠藤剛熈 八瀬の庭
遠藤剛熈 嵯峨野の池
京都の周辺を描く
北山。比叡山。琵琶湖。丹波。宇治…。
初心忘るべからず。
少年の日再び来たらず、光陰矢の如し、歳月人を待たず。
北斎いわく
八十歳の時、猫一匹満足に描けない。
九十歳の時、百二十歳まで生きたら本当の絵が描ける。
自然と共に生きる。
地球を照らす太陽の光の輝き。豊饒な大地と共に生きる歓び。
清らかな川の流れと共に人生を旅する楽しさの表現。